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Solarbox  キセノン促進耐候性試験機

お客様のニーズによってsolarbox 1500シリーズとsolarbox 3000シリーズからお選び頂けます。

Solarbox 1500シリーズは小型の卓上タイプで、小さな部品などの小型・少量サンプルを効率的・経済的に照射したい場合に最適です。

Solarbox 3000シリーズは試料室が広く(1500シリーズの1.5倍)、立体的な完成製品などの試験が可能です。

 カタログ(PDF)

 

特長

 

  • キセノンランプ光を照射し、サンプルの耐光性試験が行えます。

 

  • 放射照度コントロール・温度コントロール・浸水システムなど幅広い試験が可能です。

 

 

仕様・性能および設置条件

 

 

放射照度コントロール

放射照度はサンプルに当たる光エネルギーの割合を表します。正確で再現性のある結果を得るためには、放射照度の制御が必要です。Solarbox中での放射エネルギーはシングル空冷キセノンランプにより供給され、ランプやフィルターの制御で常に一定の放射照度を保ちます。

また、焦点にキセノンランプを配置したパラボリック反射試料室を採用することにより、均一な放射照度の供給を可能にしています。

 

<フィルタ使用時のキセノンランプ放射照度スペクトル>

  • 280nmカットオンフィルタ  :直接受ける太陽光(屋外暴露)のシミュレーション
  • 310nmカットオンフィルタ  :窓ガラス越しの太陽光(室内)のシミュレーション
  • UV+IRフィルタ       :サンプル温表面温度の上昇防止

*ご希望の測定環境に応じて各種フィルターの特注作成が可能です。

 

 

温度コントロール

 

  材料を劣化させる主要なファクターの1つが温度です。直射日光に曝された物の温度は、必ず雰囲気温度よりも高くなります。solarboxではこの状況を再現することが可能です。また、正確で再現性のある結果を得るためには放射熱の制御が重要になります。キセノンランプからの放射熱は、サンプル近くのパネルに内蔵されたBST(ブラックスタンダード温度計)によって、随時モニター・制御されており、安定した放射熱の供給が可能です。

 

 

浸水システム(オプション)

 

  浸水システムはsolarboxエンハンストタイプのオプションで
す。プログラム制御により浸水サイクル中の光源のON・OFF
が可能です。このシステムにはPVCと腐食防止材を使用し
ているため、長期にわたる耐久性を持っています。

 


関連製品

 

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DIR-25GT  分散型赤外分光照射装置

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