CLP-105UV
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CLP-105UV 紫外用イメージング分光器

無収差カメラ交換レンズを使用し、空間分解能・波長分解能に優れたイメージング分光器です。顕微鏡に接続し、画像イメージ観察及びスペクトル測定が可能です。
CLP-105UVは紫外線撮影用カメラレンズ(焦点距離105mm)により波長220~900nmで使用が可能となりました。

 カタログ(PDF)

 

画像データ

 
CLP-105UVの画像観察用の平面鏡を使用し、スケールを拡大鏡で観察した画像データです。線の間隔0.5mmとなっており、空間分解能に優れた画像が取得出来ます。

 
CLP-105UVの画像観察用の平面鏡を使用し、レクチルを顕微鏡で拡大し、観察した画像データです。線の太さ5μmとなっており、空間分解能に優れた画像が取得出来ます。

 

 

測定データ

 
CLP-105UVの入射スリットに光ファイバコアを縦に並べた時のスペクトルデータです。CCD全面における光ファイバコア間の交わり合いがなく、空間分解能に優れている事がわかります。

 
上記測定データからコア1個のみをピックアップしたスペクトルデータです。コア間の交わり合いが無い為、他のコアにおいても同様の分光スペクトルデータを取得出来ます。1台の分光器で多点同時分光測定が可能です。

 

 

特長

 

  • 波長220~900nmにおいて、空間分解能に優れたイメージング分光器です。

 

  • 紫外線撮影用カメラレンズを使用していますので、プラズマ・燃焼・放電などの測定に最適です。

 

  • 画像観察用に平面鏡を搭載し、画像確認とスペクトル測定を瞬時に切り換えが可能です。

 

  • オプションで回折格子は最大3枚が搭載可能です。高分解能・広帯域など用途に合わせた回折格子の選択が可能です。

 

 

仕様

 

 光学配置 無収差レンズ系特殊光学配置
 焦点距離 105mm
 口径比 F=4.5
 使用波長範囲 220~900nm *1
 分散 約7.2nm/mm*2 約0.06nm/pixel *2 (波長256nmにおいて)
 測定波長域 約58.8nm/8.192mm*2
 波長走査方式 サインバー機構・波長リニア走査
 波長表示 カウンタ表示 最小1nm、最小目盛0.1nm
 入射スリット

幅=max10mm、読取目盛=0.02~10mm 

 出射口 CCDマウント検知器ホルダ

*1 近赤外域では、ピント調整が必要です。
*2 回折格子は1200本、CCD検出器は1024×1024pixel、1pixelあたり8μmを使用した場合の仕様です。



 

標準構成

 

●紫外用イメージング分光器 本体
●回折格子 1200本300nmブレーズ
●画像/スペクトル切換機構(手動切換)
●CCDホルダ(標準仕様)
●取扱説明書


 

 

オプション品

 

●各種回折格子
●各種CCD検出器
●回折格子自動切換機構(最大3枚搭載可能)
●画像確認用平面鏡自動切換機構
●波長駆動機構
●入射スリット自動機構
●V字型縦絞り

 

 

外形寸法


●本体:約W340×D350×H280mm

 


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