分光計器株式会社

よくあるご質問

INDEX

・波長が正しいかを調べる方法は?
 低圧水銀ランプを使用して、波長0nm, 546.07nmなどを確認する方法があります。
 低圧水銀ランプがお手元にない場合は、蛍光灯か白色灯で0nmを確認。
 低圧水銀ランプの購入についてはご相談ください。

水銀の輝線(波長)は理科年表などに記載されています。



・回折格子の交換は可能ですか?
 M10、M25、M50、M100それぞれのシリーズで回折格子交換可能です。
(GD、GT、一部機種は除く)
後日交換回折格子をお買い求めの際にはM10、M25シリーズは波長(角度)を合わせて出荷されます。



・スリットはどのようにして読んだらよいのでしょうか?
 標準型スリット(マイクロヘッド)の読みは一回転0.5mmです。
 現在のスリット幅は①と②が一致している点を読みます。
 横方向が1mmの位置で①の中心にマイクロヘッドの0がありますので、スリット幅は1.00mmとなります。
 スリット幅は、入射・出射スリット共に同じ幅にして使用してください。

 

 

 

 



・V型絞りの読み方は?
 V型絞りは軸受けの面に軸の数値を合わせます。5目盛りの位置に合っている際は、入射スリットの高さが5mmになっています。最小目盛りは1mmです。



・交換回折格子を購入しましたが、波長を調整することは可能ですか?
 回折格子背面にあります左右のセットネジにて調整可能です。

ごくわずかの締め付けで数nmの波長が移動しますので慎重に作業を行ってください。必ず一つずつネジを回しその都度波長を確認されることをお勧めします。
(本作業は分光器本体の波長が正しいことが前提です。分光器本体の波長が不正確な場合、交換した回折格子の波長も不正確な値となります。また、作業は自己責任において行って下さいますようお願い申し上げます。より正確な波長校正は有料にて承っております。担当営業へお問い合わせください。)
 焦点距離250mm, 500mm, 1000mm分光器の場合
   右のネジを時計回りに回す --- 長波長側にシフト
   左のネジを時計回りに回す --- 短波長側にシフト
 焦点距離100mm分光器、第二分光器の場合
   右のネジを時計回りに回す --- 短波長側にシフト
   左のネジを時計回りに回す --- 長波長側にシフト


・収差補正型分光器について
 弊社の分光器・光学系には収差補正タイプとそうでないタイプがあります。
 目的に応じて収差補正か否かを検討、設計・製作を行います。既納品への改造も可能です。
 詳しくはご相談ください。


・分光器を改造できますか?
 可能です。ご連絡ください。


・移動の時に注意することは何ですか?
 装置を移動する際は納品時付属の波長ズレ防止スポンジを入れてください。回折格子が写真の下矢印の方向になるようにし、スポンジをつぶして固定します。(カウンタは表示が0nm) スポンジを外す時は写真の上矢印の方向にして抜き取ります。
 スポンジが必要な方は弊社までご連絡下さい。
※上記対策を行っても波長ズレが全く起きない訳ではありません。
※機種によっては固定方法が異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
※分光器のコンディションを知る上で、移転前・後には波長校正をお勧めします。



・古い分光器を再生させることはできますか?
 可能です。
 どの程度まで再生させるかをお打ち合わせの上、弊社お引取りという形になります。事前に弊社営業担当者が お伺いし、コンディション等をお調べさせていただければ、事前に概算等が判明すると思います。
 (20年以上前の分光器も実際にご使用いただいております。)


・ミラーの表面はどのようなコーティングになっていますか?
 通常の分光器については基本的にアルミニウム(Al)蒸着です。
 用途や機種によってフッ化マグネシウム(MgF2)やSiO2を追加コーティング、銀(Ag)や金(Au)を蒸着することもあります。
 原則として、反射表面に蒸着しますので、擦ると傷が付きます。万一、触れてしまっても拭いたり、擦ったりしないでください。反射率が著しく低下します。


・分光器にCCDカメラを取り付けたい。
 可能です。但し、分光器出口部分の焦点とご使用になるCCDの受光面が一致する必要があります。
 お客様のカメラに合わせて接続フランジを作成・調整することが可能です。
 焦点距離や各種カスタマイズも可能です。


・ブレーズ波長って何ですか?
 その回折格子の最も反射効率の高い波長近傍を表しています。
 例えば、500nmブレーズというと波長500nmにおいて一番回折効率が高いことになります。また、500nm以外の波長も反射しますので、500nm以外には使えないということはありません。ただし、光源や他の光学素子の特性も影響します。