発光分光スペクトル測定

 

ランプ、レーザー、LEDなどの光源及び蛍光などの微弱光の発光分光スペクトルを測定する場合は、試料である発光源を分光器に導入するための集光系、分光器、検出器の構成になります。発光源を導入するために光ファイバを使用する場合もあります。紫外可視光領域では検出器としてマルチチャンネル検出器を使用する場合もあります。光学素子(光ファイバ、ミラー、回折格子、フィルタ、検出器など)は一部を除いて分光特性を有しているため測定したスペクトルは真のスペクトルカーブではありません、真のスペクトルカーブを得るには発光分光特性が検定されている標準光源あるいは黒体炉などを使用した分光補正が必要となります。

 

 

直接入射測定

 

 

ファイバ入射測定

 

 

 

関連製品

 

MK-300 イメージング分光器(スタンダードタイプ)

 

  • 新設計光学系採用の本格ポリクロメータ
  • 非点収差を極限まで減らし、波長両端で発生していた解像度低下を大幅に改善
  • 回折格子は最大3枚を搭載でき、コンピュータから自由に選択が可能
  • リーズナブルな回折格子1枚型(MK-301)と波長駆動手動タイプ(MK-302)もラインナップ

 

EMDP-100 エシェル分光システム

  • 高分解能かつ広帯域を同時に測定できる新手法の分光器
  • LIBSなどの測定に最適

 

CLP-400 カメラレンズ分光器(可視用高感度タイプ) 特許 第4883549号 取得

 

  • 微弱光測定・多点分光測定に最適
  • F=2.8のカメラレンズを使用した低収差で明るい分光器
  • カメラレンズを使用している為、可視光領域専用ですが一般的なミラー光学系に比べ、明るく空間分解能な分光器
  • 焦点距離100mm・200mm・300mmタイプや近赤外領域タイプもラインナップ

 

CLP-50 顕微鏡接続用イメージング分光器

 

  • 観察画像の分光測定に最適
  • 倒立顕微鏡のCマウントに直接接続することにより、試料の画像測定とライン分光測定を1台で行うことが可能

 

CLP-105UV 紫外用イメージング分光器

 
  • 波長220~900nmにおいて、空間分解能に優れたイメージング分光器

  • 紫外線撮影用カメラレンズを使用していますので、プラズマ・燃焼・放電などの測定に最適

  • 画像観察用に平面鏡を搭載し、画像確認とスペクトル測定を瞬時に切り換えが可能

  • オプションで回折格子は最大3枚搭載可能

 

MCI-135  多波長同時計測カメラ

 
  • 同一視野・同一時間での4波長同時イメージングが可能
  • プラズマや水素分子発光(Hα/Hβ/Hγ)など高速測定が必要な計測に最適

 

IM-50 イメージング分光顕微鏡

 
  • 従来の顕微鏡に分光スペクトル取得機能を搭載したまったく新しい顕微鏡
  • サンプルの1軸方向をスキャンし、専用開発した分光器とCCDで画像取得を行うことで、顕微画像における分光測定と分光画像の取得可能